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ライスボウル。
立命館パンサーズが勝った。 社会人最強といわれたパナソニック電工に競い勝ちした。 アメリカンフットボールは、最後の最後まで何がおこるかわからない。 残り時間52秒からの電工のドライブ、そして残り7秒。逆転TDを狙った 電工必殺のパスプレー。その直後、その結果に審判が集まって協議していた。 え!なに?…どうなったんだ!…この時間の長かったこと。 立命のインターセプトで、試合終了!17ー13 パスが通っていたら、残り時間なし、その場で電工の逆転勝ちだった。 今年の、Xリーグ、甲子園ボウルを観戦した印象では どちらも手堅いチームだとは思ったけれど、 今日の立命館の、迷いのないプレーは素晴らしかった。 そのディフェンスに、電工のQB高田は投げることが出来なかった。 解説者が言っていたが「立命の目立たないディフェンスが効いている」。 アメリカンフットボールは、ディフェンスなんだ。と、改めて納得した。 攻め入るためには、攻める道を開いておく。 攻め込まれないために、攻める道をふさぐ。 ものごとは、単純化できる。 学生選手の負傷者は多かった。社会人は層が厚い。 だが応援席の「浅尾を日本一の主将に」の横断幕が後押ししていた。 アキレス腱を2度も断裂負傷し、甲子園ボウルもライスボウルも 松葉杖をつきながらフィールドサイドに立ち続けたキャプテン浅尾。 勝利に興奮している選手たちに「整列!整列!」と声をかけていたのが テレビ画面を通してだが、印象的だった。 主将(シュショー)の存在は大きい。 立命館パンサーズ、日本一おめでとう。 おもえば、甲子園ボウルでの法政は弱かったのではなく立命が強かったのだ。 MVPに輝いた立命館のQB松田は3年生。 来年もパンサーズは強そうだ。 いや〜、最後まで見応えあるナイスゲームでした。
by kishimoto_hajime
| 2009-01-03 23:35
| なるほど!
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