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神戸に行ったので、
久しぶりに北野坂のBar YANAGASE に寄ってみた。 震災前に訪れてからなので、ずいぶんのご無沙汰である。 店は以前と同じ場所にあり、煉瓦の階段は懐かしかった。 若いバーテンダーが奥の席に案内してくれる。 このカウンターの後ろには、暖炉があるのだ。 正統派のバーの正装です。 主人はすこしお歳を召されたか…。…時間が経っているものなぁ。 わたしはギネスを。 若いバーテンダーがラム抜きになるので、とむずがる。 …?。ならば、とお任せすることにする。 主人がシェーカーを振っている。 かつて訪れてくれた客が思い出してまた来てくれるのはうれしい。 店が、その時代の、その空気になりますからねと、主人。 震災前の、いやもっと以前の神戸が“らしい”頃の街の話になる。 が、カウンター前に若いバーテンダーが来ると、いけない。 つまらない世間話ばかりを振ってくる。こんなサービスは、いらない。 棚を眺め見るが、ウイスキーの種類が少ない。 ラガヴーリンを見つけたので、ロックにする。 これは、アカンでしょう。 球形の氷で出せとは言わないが、アイスピックは使わないのか? ポマードで髪を固め格好だけはバーテンダー風の若衆。 聞けば、心斎橋Cole Barも元森田Barも知っているという。 道頓堀のWhiskeyは知っているか、と問うた。 聞いたことはあるが、行ったことはないという。 学ぶところは多い店だ、ぜひとも行ってみるべきだ、と伝えた。 「小野寺さんのところですね。彼は、絵になる男ですね」と主人。 そうなのだ。バーテンダーは、絵になる男でないと。 誰でもその仕事につけるが、誰もが絵になるバーテンダーにはなれない。 このBar YANAGASEの若いバーテンダーは、まず無理だろう。 また、このような若衆をカウンターに立たせているYANAGASEも、 わたしのBar空間とは呼べない。景色が、違うのだ。 次のウイスキーはたのまず、帰る。…いい店だったのに、な。
by kishimoto_hajime
| 2009-11-22 00:42
| Bar & Pub
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