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雪破さんと、心斎橋ロフト前で待ち合わせ。
さあ、どこ、行きますか。 「明治屋」行きましょう。 満席だったが、うまい具合に席立つ客がふたり。 お、ラッキー。カウンター右奥上席を確保。 左は、陽気なおばさん二人連れ。 「お酒、すぐなくなるねん」 「どーゆーこと?」「飲んだら、なくなるわなあ」 この店のすごさは、客たちが醸し出す空気感だ。 それぞれがそれぞれの飲みかたをしているだけなのだが、 どこか一体感があるんだなあ。みなさんマナーが、いい。 「町っ子なんですよ」と地元の雪破さん。 そう。この距離感が、ね。 浪花は“シャイ”文化なのだ論でまた話がはずむ。 その“気遣い”のところがうまく伝えられたらいいのにねと話す。 「よこわ」は売り切れだった。「たらの白子」「小鮎甘露煮」で御酒。 「潜水艦」行きましょう。 雪破さんの話によく出てくるbar潜水艦。ぜひ、行ってみたかったのです。 TAXI降りたところが、わからない。路地ではなく、けっこう広い通りだ。 「ここです」と雪破さん。建物と建物のあいだにできた空間のようなところ。 え?もちろん、看板なぞない。足もとも暗い。奥のほうに薄明かりが…。 ここまでは正常意識だった。だが、ドアというのか扉というのか、雪破さん、 どうやって開けていたのかなあ、ともうそこから記憶にない。 いきなり摩訶不思議ワールドに取り込まれる感じで、潜入。おお!? もの静かな若き店主。うーむ。ペールエールを飲む。雪破さんはジンロック。 トイレも、すごかった。いやー、この店主の想いというか入れ込みというか “好きだから”の度合いが徹底してますね。まいりました。 「プレイオフ」行きましょう。 天満橋を左に曲がって、大きな建物があるところ…と言ったのだが、 運転手さんは困っていた。○△□のところですね…と雪破さん。そうです。 さっきのTAXIの時も、地名と通りとをきっちり手際よく伝えていたなあ。うむ。 わたし、このあたりがアバウトなもので…「酒店 島田」行くのも毎回迷うもの。 ヘレン・メリルの“You'd Be So Nice To Come Home To”をかけてもらう。 ハーパーの水割りとピーナッツ。 「ドッスン」行きましょう。 堂島アバンザのとこ、ね。こういう分かりやすい地名は、しっかり言える。 竹鶴の水割りを、チーズ&ブルーベリージャムで。 ウェザーリポートの8:30をかけてもらう。 トイレに行く。また、財布が行方不明になっている。さっきの潜水艦でも、慌てた。 酔っているのか、ジーンズの後ポケットが浅いのか、コードバンが滑るのか…。 「雪破さんといえば、赤いスウィングトップ姿が印象にあるなあ」と話すと、 「キシモトさんは、ネイビージャケットですね」と言われた。 そういや、年がら年中ネイビージャケット着ていたなあ。 そうだ、ジャケット、着よう。 気がつけば、電車時間をずいぶん過ぎていた。 あくる日早いと聞いていたのに、ゴメンナサイ。 mouさんがいたら、確実に電車で帰ったと思うのだが…。 いや、ヒトのせいにしてはいけない。mouさん、風邪、だいじょうぶ?
by kishimoto_hajime
| 2010-02-16 18:07
| 食べる・飲む
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Comments(2)
Commented
by
mou
at 2010-02-17 13:02
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明治からスタートしたのですか。で、ひたすら北上ですね。そりゃあ、電車も車庫にはいってしまっていたでしょう。わたくしの風邪はあと0.5度くらい体温のさがるのを待つってところです。鼻の天辺のおできは当分の間、存在感をアピールするでしょうが。
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Commented
by
kishimoto_hajime at 2010-02-17 18:32
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