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久しぶりの、京都。
さあ、何食べよ、と思うのだが 数少ない知ってる店は、お盆でお休み。 では、と。新規開拓してみるかと錦市場のほうに向かう。 この辺りタテヨコ筋を入ってみると、いろんなお店があるので気にはなっていた。 ビストロを見つけるが、仮キープで次の道に進む。イタ飯、ラーメン、もキープ。 と、気になる提灯が。ここ、どやろ…と近づく。 わたし、鶏ならトリ、おでんならオデン、という コンセプチュアルな店が好きなタイプなもので、提灯下で少し悩む。 入ってみる?と聞くと、hahaうなずく。 この路地の奥が、店のようだ。 この感じ、前に奈良で食事したのとどこか似てるなあ。 「予約してませんが、ふたり、いけます?」 手前のカウンターか、奥の小上がり、どちらでもと明るい対応。 小上がりに、する。おお、いいカウンター席だ。 目の前は、調理場だ。臨場感あふれる仕事ぶりが、そこにある。 若き男子2名、若女子2名がきびきびと動いている。気持ちがいい。 後ろ空間は坪庭望むちゃぶ台3人客用。おもしろい造りだなあ。 まずは、ビールをお願い。 冷やされたグラスにサッポロ、いい感じです。 渡された品書きを、見る。本日のおすすめ、お、バラエティに富んでるなあ。 「イタヤ貝酢味噌」「豆もやしナムル」「手造りさつま揚げ」を、とりあえず。 さつま揚げは、注文してから作るのですね。お、すごい。お、いま油に入った。 鶏は頼まないの?とhahaが聞く。「蒸し鶏 」…、これおいしそうやね。 それと、先ほどから丁寧に焼いている「手羽先」が気になる。 「玉ねぎロースト」おいしそう、とhaha。 酒にします。京都「徳次郎」純米を。 「あつあつを、どうぞ」とやってきた「蒸し鶏 」です。 胸肉ともも肉だそうです。うむ、脂がうまい。塩とポン酢で。 「味がついてますので、そのままで…」と「手造りさつま揚げ」がやってきた。 うむ、もっちり、うまい。仕事が見えるので、待つ時間も楽しい。 気がつけば、満席になっていた。予約電話が鳴る。家族連れがやってきた。 女性お一人さまも。地元客比率が高そうだ。お、家族は2階に上がっていったぞ。 「お客さま、2名さま」と、きちんと声が出ている。注文の品を伝える声もリズミカルだ。 主となる料理人は一人(もう一人は焼き担当)、全体を見渡し黙々と仕事をこなしていく。 「背肝炭焼」の声が聞こえた。それ、こっちもくれる?と声をかけるが、 「すみません、さっきのが最後の一皿だったんです…」。おっと、出遅れたか。 酒にします。山形「楯野川」を。 「手羽先」です。新しいおしぼりを渡してくれる。 おでんも、食べてみよう。うむ、うす味で、あっさり。 「トマトのおでん」というのが気になった。「お時間かかりますが」。うむ、待ちます。 注文を聞く女子、次には黙々と食器を洗っている。2階に運ぶ料理をフォローしてる。 うーむ、みんなよく動いているなあ。このフォーメーションは見ていて気持ちがいい。 「背肝、です」と料理人、さらりと置いていった。お、ありがと。 「玉ねぎロースト」です。これが、また、甘くて、想像以上のおいしさ。 酒にします。福島「飛露喜」を。 「トマトのおでん」です。トマトだけを食べると、酸っぱくて、でもイタリアンのようで。 出汁を飲むと、これは純和風。ふしぎなオデンです。 いやー、楽しい店です。 甘味も食べたかったが、混んできたので出ます。ぜひ、また、来ます。 ◎円屋 錦・高倉 高倉通錦小路上ル 075-213-3451 *予約の時は、「小上がりカウンター席を」ぜひ。
by kishimoto_hajime
| 2011-08-16 16:29
| 和食・居酒屋
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Comments(4)
岸っやん 久し振りです、大文字のまきの扱いは・・京は断り 平泉は灯し 文化のちがい?それとも被災地と遠くはなれた地域のちがい?西と東? 仙台のjinさんはどんな感想をもたれているのでしょうか? 私は“粋”の違いかなと思ってます。
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kishimoto_hajime at 2011-08-17 15:37
jinちゃんは、どう思う?
「粋」は、江戸の、 また庶民の生活から生まれてきた美意識ですから、 京には、まず持ち合わせていない概念でしょう。 上方では、粋人の「粋(すい)」といいますが、 この正しい解説は、雪破さんにお願いしないと…。
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jin
at 2011-08-17 16:52
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昔の粋な江戸っ子なら・・違っていたのかな〜?
成田山でもたしか同じ事が・・・。 う〜んw、何でしょうかね〜・・・。 あまり、この件に関して考えている時間がないのが 正直な気持ちです。別に京都に持っていかなくても・・・・。 抗議したその方たちの気持ちも分からないでもないですしね。 どなたかが、こんなのイベント的なものをしませんか?・・という話だったのでは?私には分かりませんが。 こちら地元各地ではしっかり灯してます!!福島でも。 ただ・・・ 岩手県大船渡市や宮城県仙台市・石巻市などの沿岸部では、 いつもの灯籠流しとはまったく違う、本当につらいお盆でした。 まだ、見つかっていない方々も沢山いますから・・・。 伊集院 静さん(今仙台在住)が書いていました。 小さい頃、虫取りの網のほつれを直してくれたとき 「明日からお盆だから、たくさん捕ってはいけませんよ。 誰かが蝉になって帰ったかもしれませんから。ミーン」 今年の夏、北の地に たくさんの蝉や蝶が戻ってきました・・・きっと。
岸っやん jinさんありがとう、
私、古典的な三代続いた江戸っ子なもので つい冷静を失ったまま書き込みをしてしまいました、私は何よりも“情”を優先したまま今の年に成ってしまい、世の中にはそれ以外の判断基準をもって動いている事をわすれていました、隠居の私は今被災地の鎮魂を願いこめて四天王像の彫刻をしているものでつい・・・
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