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いい日本酒が揃ってますよ、
と聞いていたので気にはなっていた。 たまたまの難波、たまたま時間が、合った。 夜6時の開店と同時に満席になる、とも聞いていた。 6時半、たまたま席が空いていた。 外観から想像するのと違って、店内は狭い。 調理場を囲むように細いカウンターがある。 壁にはずらりと日本酒の名札が並んでいる。 カウンターの目の前には「酒蔵訪問」と書かれた冊子が、 これまたぎゅうぎゅう詰め状態で並んでいる。 手にとると、それは訪れた蔵元の写真集だった。 そーかー、ここの店主、ほんとに酒が好きなんだなあ。 なんて思っていたら、小さな紙と鉛筆を渡された。 注文は、これに書くのだな、と店ルールを理解。 となり奥の三人組はおでんを食べている。 メニューらしきものを見つけたが、 おお、これはベルギービールではないか。 ヒューガルデン他いろいろあるではないか。 いや、なにせ初めて訪問だ。ここは日本酒にしよう。 でも、その前にヱビスを一杯。 日本酒の名札の下に、酒肴札が見え隠れする。 「いくら」と「秋刀魚の造り」をとりあえず。 「今日のおすすめのお酒」というのが目にはいった。 「綿屋」純米吟醸、宮城とある。 飲んだことないから、まずこれにしよう。 紙に書かずに、奥さんに声をかける。これもアリのようだ。 隣は、焼き魚などが出ているが、これも順番なのか。 厨房担当は主人のようだ。 すこし店の雰囲気に慣れてきた。 が、同時に入口に陣取るそう若くない女子三人組の声が気になる。 なぜなんだろう…。大きな声で話すのは、どこでも女子組なのだ。 勤め先でも、あんなのだろうか。 「十四代」(山形)と声がかかる。こっちもね、と相乗りする。 と、「グラス、空いてます?」と奥さん。 え!新しいのに、替えないの?このまま注ぐの? 「地方銘酒」「酒蔵訪問」の店が、これ、あかんでしょ。 一気に、気が抜ける。 出ようと思ったが、まだ「秋刀魚の造り」が出てこない。 そういや、まわりの客たちにもアテが出ていない。 手が遅い、段取り悪い、はいちばん嫌うところだ。 ようやっと「秋刀魚のお造り、作ります」の声が。 なんだ、まだだったのか。注文まとめて作ろうとしたのか。 「乾坤一」と、右となり客が言う。これも、宮城の酒だ。 こっちもね、と相乗りする。が、やはりグラスは同じもので。 さて、秋刀魚だが、わたしの目の前を通りすぎ、他の客の席へ。 「おいおい、俺が先に注文したんやで!」と、つい言ってしまった。 常連客なのかその客には「◯△さん、すぐ作るから」と愛想したが、 こちらには失礼しましたの一言もない。ふーん、そういう店なのか。 「秋刀魚の造り」は、美味しかった。が、食べ終えてすぐ店を出た。 すると、なんと、店先には、空き待ち客が椅子に座って並んでいた。 おお、すごい。 そこまでの魅力がこの店にはあるのだろう。
by kishimoto_hajime
| 2011-09-30 00:03
| 食べる・飲む
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