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甲子園ボウルに、日大フェニックスが帰ってくる。
と、楽しみにしていたのだが、 結果は、わたしが抱いていたフェニックスではなかった。 え!なんで?というミスを簡単に犯す。 基本的な仕事ができなければ、勝てるはずがない。 勝敗を分けた決定的な違いは、「気迫」ではないだろうか。 関学ファイターズには「絶対に勝って、日本一になるのだ」 という、一人ひとりの気持ちがプレー全面に出ていた。 日大フェニックスは、その熱に押し込まれていたように思う。 まず、まったく走らせてもらえなかった。 攻め込めない。ディフェンスの時間が、長くなる。 第2Q、自陣前2ヤードでパントを落球。関学タッチダウン。 いくら伝統のショットガン戦法であっても、空中戦のみでは それこそ危険があぶない。確実なランがあってこそのパスだ。 先行されるが、後半ようやっとリズムが出てきたと思ったら、 第3Q、日大QB安藤のパスはインターセプトされる。 まだ1ダウンだ。何を焦ったのか。思いは空回り、である。 関学キッカー大西が蹴るパントは確かに絶妙見事ではあった。 だが、日大フェニックスはその蹴り返されたボールを追おう という動きさえしなくなっていた。次へ、前へ、を放棄している。 フェニックスは、一度もタッチダウンを奪うことはできなかった。 それよりなにより、敵陣深くと攻め入ることができなかったのだ。 4年前、甲子園ボウルでこの両校が戦った。 最後の最後までどうなるかわからない、素晴らしい試合だった。 興奮した。楽しかった。アメフトが、もっと好きになった。 だが、今年のチームはあの時の日大フェニックスではなかった。 甲子園の舞台から遠ざかっていた3年間は、両校おなじだ。 「何がなんでも甲子園、そして勝つ」 この思いの強さ、プライドの差だろう。 日大は関東リーグで勝ち抜くことが目標だったのではないか。 関学は甲子園ボウルで勝ち、日本一になることを決めていた。 目標の高さと位置が違えば、おのずとそれに向かう準備が違う。 関学ファイターズの選手たち、おのれの仕事を充分理解した上で それを確実に成し遂げていく「スペシャリスト職人」たちだった。 そして、豊富な練習量で裏付けられた、仲間との信頼のプレーは、 まさにアメフト用語でいうところの「デザインされたプレー」。 関学ファイターズは、勝つべくして勝った。 ミルズ杯は、関学の大西くん。この背番号3は、素晴らしかった。 キッカー・パンターの選手としては史上初なのだそうだが、 年間最優秀選手としてまさにふさわしい。 アメリカンフットボールは、キッキングが重要な要素で、 試合を大きく左右するのだということを、具体的に表現した。 4年前の試合、キッキングにやられたとブログに書いている。 なんと、この時の関学のキッカー・パンターは、 彼のお兄さんだったのですね。すごいなあ、大西兄弟。 ぴあで指定とれずローソンチケットだったが、よい席だった。 阪神百貨店で買ったお弁当を広げる。燗のカップ酒も飲む。 この時は、まだ気分よし。三塁側は逆光で眩しい。 これですねえ。気持ちが高まります。 エール交換。校歌がわからないので周りからすこし浮く。 でも、ピンクのスティックはしっかり受け取る。 「The 66th KOSHIEN BOWL PHOENIX」のエンブレムが。 「みんな、どこか、赤い色のもの身につけてくるのね」とhaha。 季節がら、サンタ帽の人もいます。全身真っ赤のおじさんも。 「ま、うちとこリュックが赤いからいいのと違う?」 座布団に膝掛け、紅茶が入ったポット、チョコに飴、入ってます。 「真っすぐ一列に並んでないし、礼して頭すぐあげてるコがいるし、 気持ちが入ってないのよ」と、hahaのダメ出し。 故篠竹監督時代の、最強のフェニックスはどこへ行った。
by kishimoto_hajime
| 2011-12-20 00:07
| なるほど!
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