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咲こうかな それとも明日咲こうかな
塾の帰りに桜の会話 松田梨子さん、11歳のときの作です。 3歳年下の妹のわこさんも歌います。 始業式 今日から私三年生 カッパ卒業オレンジのかさ この仲よし姉妹のことは、以前にも紹介したことがあります。 で。朝日新聞の「ひと」欄で、はじめてその姿、笑顔を拝見。 この春中学2年生になった梨子さん、 奈良県立万葉文化館などが主催した 「万葉こども賞コンクール」の作文の部で最優秀賞に。 山部赤人の<春の野にすみれ摘みにと来しわれそ野をなつかしみ一夜寝にける> この歌に、宮廷歌人の自由へのせつない思いを読み取り、 歌とは「自分の心の声を素直に聞くこと」ととらえたんだそうです。 すごいなあ。じぶんが中学2年の頃……山部赤人は知らなかったなあ。 幼いころ、お母さんが「チューリップ」と声を出して5歩先に歩くと、 「かわいいピンク」と7歩跳んできた、といいます。 そうなんだなあ。アタマでなくカラダのリズムなんですよね。 ねえちゃんは今日から合宿 メロンパン2こ食べちゃった なのにさみしい ふわふわのものは何でも抱きしめて ほおずりをする妹のくせ 「わこちゃんと心に残ったことを話しながら短歌を作るのが楽しい。 その時その時の自分をそのまま残しておけて、 日記よりも気持ちを表しやすいです」と梨子さん。 朝日歌壇、飛ばしてた頁だけど気にして読もうと思う。
by kishimoto_hajime
| 2012-04-19 00:08
| 言葉・万葉集
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