気になる…お天気NEWS
最新のコメント
最新の記事
カテゴリ
全体 東日本大震災 食べる・飲む Bar & Pub 和食・居酒屋 洋食・中韓伊西 ワイン・酒 蕎麦 お茶会 不思議…? なるほど! 読んだ本 言葉・万葉集 映画と音楽 アド屋の目 デザイン& Art 拍手!ザブトン! プレゼン 緑地公園 My Zoo 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 検索
記事ランキング
画像一覧
外部リンク
|
朝日新聞夕刊に「ニッポン人脈記」というシリーズがある。
いま、「演歌よ」の編をやっている。 「中西龍というアナウンサーをご存知だろうか」と1月7日。 NHKの「国盗り物語」や「にっぽんのメロディー」の ナレーションで名を馳せた人らしいのだが。知らなかった。 1953(昭和28)年。 「初任地の熊本には、恋仲だった東京・新橋烏森の芸者を 連れて赴任した。酒を愛し、地方局を転々として浮名を流した」 NHKも、ゆったりした時代だったのか。 「独特の語り口は、当時から人気があった。 高校野球の中継なんか、こんなぐあい。 『真っ青に晴れ上がった旭川市営球場。白い雲が右から左に ゆっくり流れていきます。あっ、その間にランナー二塁に 盗塁成功です』と。放送自体がひとつの詩でした」 「自ら考えたせりふを、独特の抑揚で語る。 少し太く、強く、そして温かな声」 都はるみは中西さんのファンだったという。 「『ああ 女心の 涙の連絡船…』なんて風にナレーションを されると、しみじみしましたね」 「中西は、斜め上を見て歌うはるみのポーズを評して言った。 『劇場にいる歌の神様を仰ぎ見ている』」 美空ひばりも惚れ込み、リサイタルのナレーションを頼んだという。 「悲しい酒」はこんな風に紹介された。 『さかずきに 零した涙 飲みほして ああ 今宵も外は しんしんと冷えています』 CD「心のナレーション中西龍」が制作された。 監修・構成は、後輩のNHK元プロデューサー。 『泣いて笑って転んで起きる 晴れのち曇り 雨に雪 しょせん道づれ 男と女 回り舞台さ 人生は』 名調子を聴いてみたいものです。 記事に添えられた写真は、 浅草の行きつけの寿司屋で一杯やってる着物姿。 この後輩が描いた評伝小説も読んでみたい。
by kishimoto_hajime
| 2013-01-08 00:08
| なるほど!
|
Trackback
|
Comments(2)
|
ファン申請 |
||