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2014.3.24天声人語より。
春三月の浪速。同じ日に始まった大相撲春場所と大阪市長選挙が、きのう、ともに千秋楽を迎えた。鶴竜だ遠藤だと熱かった土俵にくらべ選挙は盛り上がりを欠いた。〈淀川にひとり相撲の触れ太鼓〉。川柳欄の一句が図星を突く▼投票率が心配され、市選管は動画サイトなどで啓発の「寄せ太鼓」を鳴らしたそうだ。しかし案の定、歴史的な低迷となった。人気者が土俵に上がっても勝負の見えた取組では沸かない。低調な「大阪春の陣」だったというほかはない▼課題を打ち出して「白黒をつける」のは橋下徹氏の流儀といえる。ただ今回の市長辞任と選挙は、見るからに強引だった。大阪都構想に反対なら「僕の首を取りにきたらいい」と笛を吹いても、野党は踊らず。逃げ腰だった野党にも批判はある▼2年4カ月前、橋下氏は市長選で既成政党を蹴散らした。一種の英雄待望論を背にした勝利も、あれやこれやで色落ちした。こんなときこそ、求められるのは一発勝負ではなく、地道な合意づくりのはずである▼政争めいた選挙のあとで残ったものは何か。橋下氏が「信任を得た」と言っても、野党各党は「否」だろう。双方に不満な市民も多かろう。対立と不信が深まっただけなら、勝者はいないことになる▼大相撲に戻れば、取組が終わった後のはね太鼓は、こう打つのだそうだ。「テンバラバラ、テンデンバラバラ」。言われて聞けば、そう聞こえてくる。リズムと音色が、大阪市政の今後を暗示していなければいいが。
by kishimoto_hajime
| 2014-03-24 09:26
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