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「スーパープレゼンテーション:TED」(NHK Eテレ)
先日の「愛される旗のデザインとは?」のプレゼン、 いやぁ楽しかったです。うむうむと引き込まれました。 「デザインとは?」とプレゼンするのが、 なんとラジオ番組のプロデューサー兼DJですから。 見えないラジオで「デザインの価値」を語る番組を やってるのがすごい。それが人気番組というのもね。 “Why city flags may be the worst-designed thing you've never noticed” 「旗のデザインで、何が良くて何がダメか理解できれば デザイン全体への理解が深まる」 うむ、わかりやすいツカミでの導入です。 そして、彼のラジオ番組がライブで再現されます。 番組名は「99% Invisible」。なるほどぉ。洒落てます。 そして「旗デザインの5つの基本」by 北米旗章学協会!? こんな協会があるのですね(笑)。 市民にとても愛されていて、市内のいたるところに このデザインがあるのだそうです。市民の誇りの象徴。 警官や消防士が殉職した時には、シカゴでは国旗ではなく 市旗を棺にかけることが多いとも。 「単に街が好きだから旗も好き? いや、旗がイケてるから街をより好きになれるのさ」 優れたシンボルと市民の誇りの相乗効果だ、と続けます。 そして次に、サンフランシスコの旗が紹介されます。 以前住んでたけど一度も見たことがなかった、と彼(笑)。 「デザインは好みの問題? デザインの5つの基本、良い旗はこれを守っている。 そして、この基本は旗だけでなくデザイン全般の話だ」 衝撃的な駄作として紹介されたのは、ミルウォーキーの市旗。 会場、大爆笑。まぁ、ユニークではあるけどね、と彼(笑)。 これ、政治的な思惑で生まれた市旗らしいのだけれど、 「良い街には良い旗があるべきだ」と地元デザイナーが 旗を変えよう運動を展開、デザイン案を提案してるという。 「地元の旗を知らない?存在しない? いや、あるけどダサいのでは? それを皆で変えていこうよ」 「市旗は市の存在を表すだけでなく、 それ以上の意味を持つようになる。 市旗のデザインはパワフルなツールなのだ。 公共の乗り物、公園、標識…アレンジも可能だ。 街のシンボルとして強力なのは、良い旗なのだ。 そして、美しい旗は美しいつながりを生み出す」 いやぁ、このアプローチは思ってもみなかったです。 そういや、わが市の旗ってどんなだったか…。 あなたの街の旗、どんなのですか? ◎スーパープレゼンテーション:TED
by kishimoto_hajime
| 2016-02-20 00:12
| アド屋の目
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