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卓上四季:北海道新聞2017.10.4より 先日、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」を読んで、ガッカリした。設問として挙げられた慣用句について、いずれも筆者は本来と異なる使い方をしていたからだ▼「話のさわり」は話の最初の部分だと思っていたし、「知恵熱」は深く考えたり頭を使ったりした後の発熱だと疑わなかった。「存亡の危機」や「足下(あしもと)をすくわれる」も、疑問を持たずに使っていた▼言葉は常に変化するものだから、気にすることはない。「足もとをすくわれる」なんて、川端康成も「千羽鶴」で使っているではないか。そう、悔し紛れに言い訳をしてみたが…▼そもそも言葉の移ろいはいまに始まったものではない。平安時代、清少納言も枕草子で「言はむとす(言いましょう)」を「言わむずる」と言うなど、「と」を省くのはよくない、と嘆いている▼言葉は現代も移ろい続ける。たとえば「的を得る」は誤りで、「的を射る」が正しい、と言われてきた。だが、国語辞典編さん者の飯間浩明さんは、自著「三省堂国語辞典のひみつ」で「要領を得る」のように「得る」には「うまく捉える」意味があり、「的を得る」も誤用ではないとする▼文化庁も「存亡の危機」などは、いまは明確な誤用とは言い難いと説明する。日本語は難しい。せめて、皆さんに「言葉遣いがおかしい」と言われないよう、新たに購入した国語辞典をまめに引くことにしよう。 ところで、 ・存亡の危機 ・足下をすくわれる どこがヘンだか、わかりますぅ?
by kishimoto_hajime
| 2017-10-20 00:11
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