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きょうは、ちょっと寒いので
ホット・ウイスキーにしました。 水割りのように、ぐぐっとは飲めないですが お茶を飲むような感じで、これもまた一興です。 ふと見上げると、天井に大きなポスターが。 ずっと以前から、見ていたようにも思うが。 ヌードのも、あったよな。 そうなんだ。 むかしの酒場には、こういうポスターがつきものだった。 若者はウイスキーを、いや酒類を飲まなくなったという。 日本版PLAY BOY誌も休刊。 骨太ウイスキーと野性味、そしてオンナと…がセットだった時代。 そういう時代ではなくなったのだろう。 数字と合理性に支配される日常では、ウェスタンで生きるには難しいか。 そういえば、成人の日のサントリーの広告。 わたし、山口瞳の文章の、この広告が好きだった。 若者諸君、新成人おめでとう。成人するとは大人になることだ。 だがな、大人っていうのは大変なんだぞ…と、しっかりと説教しながら ほろっと胸に響く気遣いのある文章だった。 後輩に贈る先輩の言葉を、素直に受けとめることができた時代。 ここ数年、この広告は伊集院静の文章になっているが、今年の文は 「歩き疲れたら一杯のウイスキーでこころを休めて、また歩き出そう」 の言葉で終わっている。 やさしい時代に、なったのか。 だが、広告の商品は「山崎12年」だ。 ゆたかな時代に、なったのか。
by kishimoto_hajime
| 2009-01-13 22:51
| Bar & Pub
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Comments(1)
Commented
by
あとも
at 2009-01-13 23:34
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僕は、「恋は遠い日の花火ではない」だったっけか?の
ウイスキーのコピーが好きでした。 なんかいいなーと思って。 そんな郷愁ってお酒とセットですよね。 そういう僕は、ウイスキー、どうもおいしいとおもえまへん・・・。
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