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ひさかたの 天ゆく月を 網に刺し わご大王は 蓋にせり 柿本人麻呂 ・天(あま)、大王(おおきみ)、蓋(きぬがさ) 皇子たち一行が狩猟に出かけ野宿した夜のこと。 朝早く巣を飛び立つ鳥をとるための網を張ります。 すると、夜空を渡っていく月が網をとおして見えます。 まるで網が、月を刺繍にして縫いこんでしまったように。 その月模様の網は大きく美しい天蓋となって夜空に広がり 皇子の頭上をおおいました。 全夜空を天蓋にしてしまった皇子のなんという偉大さ。 同行した皆は大きな感動のなか、いっせいに夜空を見つめます。 夜空にちりばめられた星も、すべて天蓋の模様に参加してきます。 (奈良県立万葉文化館長・中西進さんの解説を抜粋) 仕事をしているなかにも、余裕の時間が流れていますね。 というか、その光景をキャッチする感性なのでしょう。 夜空、月、網などの情報は、みんなに平等です。 「何を見ているのか」「どこを見ているのか」「どう見ているのか」 この時の人麻呂は、ちょっとヨイショが入っていますが シャッターチャンスを逃さず、しっかりクリエイティブしてますね。
by kishimoto_hajime
| 2009-06-01 16:56
| 言葉・万葉集
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