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日曜日、「高校生クイズ」(NTV)を、見た。
3時間の長丁場。もちろん、録画です。CM飛ばして見ました。 毎年、見ているつもりなんだが、こんなにムツカシイ設問だったかなぁ・・。 クイズの問題が、ハナっからわからず、なにゆーてんのん?とお手上げ状態で、 ただただ選抜高校生たちの記憶力・解読力ズノーに感心するばかり。 これって、「アメリカに行きたいかー!」とやってた番組じゃなかったっけ? そうそう、「アメリカ横断ウルトラクイズ」だ。帽子アタマが、ピンポーンするやつ。 空港での勝負。スーツケースを手にしてるのに、出国前に帰らなくてはいけない敗者。 飛行機の中でのペーパーテスト。タラップを降りることなく引き返す敗者たち。 アメリカ各地を巡りご当地クイズを勝ち抜いていく。イベント要素も多かった。 敗者復活というサプライズもあった。クイズを通しての連帯感が伝わってきた。 最終戦に残った2人は、ヘリに乗ってマンハッタンのビル屋上の決戦場に向かう。 あ、そうか。最初は団体戦じゃなかったか。社会人だったか? 球場に参加者たちが集まって、◯Xマークに移動する予選ってあった気がするが。 あれって、高校生チームじゃなかったっけ。 あの頃もクイズ番組が多かったが、クイズ王というのは親しみあるキャラだった。 いまは、クイズ芸人を寄せ集め身内で遊んでるだけの番組が、仕込みだけで競っている。 もう、「アメリカに行きたいかー!」や、一般視聴者参加の時代でもなくなったのか。 で、全国高等学校クイズ選手権。 ま、何をもってNo.1とするか、が企画としては難しいでしょうが、 これだけカルトっぽくなるとどうなんでしょう。すごいワカモノ達だなぁとは思うが、 ただそれだけ。よし!やったー!と高校野球のように共感するものは湧いてこない。 一所懸命やっている彼らに何の責任もないのだが、残念ながら彼らとの距離は、ある。 そこんところが局制作側も解っているので、ノーガクシャやクイズゲーニンたちを ゲストに備えて中和させている。この挟み込みが、また番組のリズムを壊しているのだが。 それと、デジタル化を進めた結果、番組が面白くなくなっているのにも気がついていない。 昨年の決勝戦は、確か解答を手書きして、正解した用紙をまた1枚1枚バックボードに 自分たちで貼っていった。その1枚1枚の動きが、勝負の緊張感を生み出していたのだ。 主役は、高校生たちだ。 司会進行といっても、問題を読み上げるだけだ。 ミョーな司会芸は必要ない。舞台構成演出もシンプルなほうがよい。 で、となると… 高校生たちに、すべてを頼らざるを得ない。 で… ・ ・ 非常に難しい問題に答えることの素晴らしさ・頭脳の高さ・進学校・優秀者達・・ とまあ理屈納得で収まる方向へみんなで行ってしまったのではないだろうか、NTV。 トーダイやキョーダイへの進学率が偏差値がとお題目垂れてるところが、もう古い というか、時代とシンクロしてないと思うんだけどなぁ。ジミントーと同じだなあ。 原点回帰して、真面目だけでなくラッキーもあるよと、知恵や発想のクイズも入れて、 テレビ前の家族みんなも一緒になってドキドキハラハラ・ガンバレーするような 楽しい番組にしたほうが、いいと思いますよ。 ・ hahaなんて、ムムムムと途中で寝ちゃったもの…。
by kishimoto_hajime
| 2009-09-07 20:50
| 不思議…?
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