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“アメイジング・グレイス”
キリスト教徒ではないですが、大好きな曲です。 TSUTAYAの棚で、ふとその名を見つけたんです。 なにげなく借りたのですが、真面目な映画でした。 名曲“アメイジング・グレイス”の誕生秘話と、 奴隷貿易廃止のために戦った実在の政治家の物語です。 18世紀末のイギリス。 かの国は、なんと奴隷貿易で潤っていたのですね。 まだ、200年ちょっと前のはなしです。 主人公は、21歳で国会議員となった若き政治家。 ケンブリッジ大学で同級生だった友人は、 英国史上最年少の24歳で首相となり活動を支える。 いやー、これだけでもドラマチックです。 当然ながら、 国家の繁栄の源泉である奴隷貿易を廃止するなどという 若者の理想論が、まともに国会で議論されることはない。 だが、彼らは20年をかけて「奴隷貿易廃止法」を成立させる。 リンカーンの奴隷解放宣言は、1862年。 その半世紀以上も前の1807年、イギリス国会の結論です。 英国の議会風景、時どきニュースで見かけるけれど、 この映画のなかの18世紀そのままのような感じですね。 日本の事前調整された、かったるい演技国会とは違う。 小ぶりな議場、自由闊達な議論。これも伝統ですか。 正統派の歴史ヒューマンドラマです。 エンドロールで余韻に浸ってるとき、ふと思った。 でも、その後イギリスはアヘン戦争を起こすんだよなあ。 ◎映画:Amazing Grace
by kishimoto_hajime
| 2012-04-09 00:06
| 映画と音楽
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Comments(2)
こんなんもあります。ウチナンチューの「アメージング・グレース」
http://www.youtube.com/watch?v=dnYi4zVtXEI&feature=related もとから沖縄の歌かと思う「悲しくてやりきれない」もいけます。 http://www.youtube.com/watch?v=f4D5RvToQQc&feature=related
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Commented
by
kishimoto_hajime at 2012-04-09 18:34
綾乃さん、ですね。
沖縄のことば、旋律、いいですよね。 彼女の三線さばきも、すごいんですよ。 http://www.youtube.com/watch?v=nTrnL-QCII4&feature=related
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