気になる…お天気NEWS
最新のコメント
最新の記事
カテゴリ
全体 東日本大震災 食べる・飲む Bar & Pub 和食・居酒屋 洋食・中韓伊西 ワイン・酒 蕎麦 お茶会 不思議…? なるほど! 読んだ本 言葉・万葉集 映画と音楽 アド屋の目 デザイン& Art 拍手!ザブトン! プレゼン 緑地公園 My Zoo 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 検索
記事ランキング
画像一覧
外部リンク
|
◎蕎麦屋の常識・非常識:片山虎之介(朝日新書)
6月の新刊コーナーで見かけて、つい。 まえがきに、 蕎麦好きなら、誰でも知ってる「蕎麦屋の常識」というものがある。 曰く、「蕎麦は、先っぽをちょっとだけ、蕎麦つゆに浸けて手繰るものだ」。 あるいは、「蕎麦はぐちゃぐちゃ噛んじゃいけない。ザッとのどごしで味わう ものだ」。さらに、「細く長くつながっていなければ、蕎麦じゃない」。 はたまた、「蕎麦は挽きたて、打ちたて、茹でたての“三たて”がうまい」。 本当に本当なのだろうか、これらの「常識」なるものは。 おお、面白そうだ。 江戸時代の蕎麦屋事情の話題からの導入は興味深い。 『蔦屋』(通称藪蕎麦)は、江戸末期に新興の蕎麦屋として登場、 新しいビジネスモデルをつくりあげた。 それを見て、あの、現「かんだやぶそば」が 由緒ある“砂場”の暖簾を四代続いて背負っていたのに、 あっさりと新興の藪の暖簾に乗り換えた、というのは面白いなあ。 で、蕎麦屋の常識・非常識のはなし。 なるほどね、ご意見ごもっとも、です。 ひと括りで物ごとは語れないということですね。 それぞれの蕎麦個性は、地域による食文化の違いだもの。 また、ソバの実の話となるといっそう熱をおびてきます。 この著者、ほんとに「蕎麦が好き」なんですね。 わたしは「蕎麦屋が、好き」。 蕎麦屋なんだから、蕎麦が美味いのはあたりまえ。 まずは、店の空気感ですね。主人の色が解ります。 蕎麦前肴と酒。器も気になる。間合いのいい応対。 ああ、蕎麦屋に行きたくなってきた。 そして、蕎麦屋も好みが分かれるところ。 著者が紹介している蕎麦屋のなかには、 ちょっとその店はいかがかな、というのもある。 これまたしょうがないでしょう。 店という個性に対して好きか嫌いかですから。 ま、うまいものは、うまい。いいものは、いい。
by kishimoto_hajime
| 2012-06-20 00:05
| 読んだ本
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||