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どこか気になる店があったのです。
なんか独特の雰囲気もってます。 つけめん ラーメン 大鶴製麺処 謹製 親富考 “とり天 塩ラーメン”が一押しのようです。 広い厨房です。 職人一人にバイト君。 しーんとした店内です。 お、食券システムですか。 細麺か太麺を選ぶんですね。細麺にします。 注文を受けてから麺を湯がくので時間がかかる、と注意書き。 常連らしき先客たちもおとなしく待っている。 では、ビールを。おっと、券売機だった。 壁にはどーんとでかい木板が。 そこに特筆大書されているこの言葉。 「若気のいたり 老気のいたわり あろうことかの 声変わり 今さら言えぬ 親孝行 ならばせめても親富考」 うむ…、書いた本人は理解できるのだろう。 しばし待ち、“とり天 塩ラーメン”がやってきた。 おいしいんだけど、鼻にひっかかる匂いは何なんだろ。 このすこしクセある感じは…どこだったか。食した記憶が。 麺は、透き通るような美しい細麺です。 歯ごたえ、もっちり弾む。ふしぎな麺です。 誇らしげな大鶴製麺処の文字。自家製麺なのですね。 とり天はスープに沈めないほうが好みだけど、 麺、スープ、とり天、味玉子、海苔…と食べすすむほどに 味がうまくまとまって、気がつけば完食。ごちそうさま。 つけ麺:麺2種(もっちり太麺/香る太麺) :つけだれ2種(豚骨/和だし) も気になる。 ラーメンに魅入られた人がラーメンに勝負をかけてる。 この気合い入った“とり天 塩ラーメン”、650円です。 いつも思うけど、ラーメン店主ってほんとすごいなぁ。 たかがラーメン、されどラーメン。 熱き思いと自負が込められた一杯。
by kishimoto_hajime
| 2013-06-18 00:07
| 食べる・飲む
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