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「Keri先生のシネマ英語塾」
というexciteブログを、時どき訪れるんですが。 ゼミ授業での、俵万智さんの「サラダ記念日」の翻訳の話が興味深いです。 <「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日> 彼女を一躍有名にした歌ですね。 教科書には、 「この味が いいね」と 君が言ったから 七月六日は サラダ記念日 と、このように載っているとか。 5・7・5・7・7ではない?二行目を「いいね」と君が、とすると数が合う(笑)。 授業のクラスでは、「この味がいいね」とは誰が誰に言い、このひと言が 何を意味するのかについて議論したのだとか。解釈と英文構造への変換ですか(笑)。 翻訳をするときは、訳す前に原文の状況(文脈)を読み取ることが重要になる。 俳句や短歌の場合は、限られた語数の句の中でそれを読み取るしか方法がない。 それだけに解釈は自由であり、次にそれを他言語に翻訳するとなると相当難しい。 また俳句や短歌には独特のリズムがあるので、それを訳文で維持するのも大変だ。 で、Juliet Winters Carpenterさんの英訳では、 "This tastes great," you said and so the sixth of July-- our salad anniversary 「とてもリズムがいいですね。原文の軽やかさが出ています。 しかし、イメージされるものがまったく同じかどうかというと、 それはなかなか難しい。 サラダの見た目が全然違うかもしれない。 彼の何気ない一言で嬉しくなっちゃう女心は外国でも同じだろうか? など延々と議論になるわけです」 うーむ、この英訳で伝わるのだろうか(笑)。 英語って、こういう風に、なーんか肩すかしにあうようなところがあるなぁ。 そのくせ、誰が何をどうした何時…と一つひとつ説明しないとだめだったり(笑)。 でも、こういう英語の授業があったらぜひ参加したいです。
by kishimoto_hajime
| 2013-07-13 00:08
| 言葉・万葉集
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