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「アマゾンCEO、ワシントン・ポスト紙を250億円で買収」のニュース。
あの、“The Washington Post”が、かぁ…。 ワシントン・ポストといえば、あの「ウォーターゲート事件」で ニクソンを辞任に追い込んだ記者と、気骨あるオーナーの新聞社。 映画化されてます。「大統領の陰謀」を、ぜひ。 新聞社が、記者が、いきいきしてた時代。 なにせ、リアルで、かっこよかったもの。 ライバル紙は、ニューヨーク・タイムズ。 その本社42丁目が、タイムズ・スクエア。 いま、ウィキぺではじめて知ったんだけど、 有名なあの行進曲「ワシントン・ポスト」は、 1889年、小学生作文コンテスト授賞式典のために、 この社のオーナーがスーザに作曲を依頼したんだとか。 (聞けばこの曲、みなさんご存知だと思いますよ) うむ、そういえばスーパーマンも新聞社の記者だったが。 クラーク・ケントも退職したという記事を見たような…。 キャサリン・グラハムさんの人生は四十六歳の時に、激変した。その時のことを、後に自伝『わが人生』に記した。<時に人は決断もなく足を踏み出すものだが、私のしたことも同じだった>▼夫は米紙ワシントン・ポストの社主。その夫が自殺した悲しみの中で突然、社主になった。経営の「け」も知らぬ彼女を待っていたのは、厳しい「決断」を迫る日々の連続だった▼一九七一年、ライバル紙ニューヨーク・タイムズがベトナム戦争に関する国防総省の機密文書をすっぱ抜いた。政府の求めで裁判所は掲載差し止めを一時的に命じた。その時、ポスト紙は文書を独自に入手した▼文書を掲載すべきか。法を無視したと批判され経営危機を招くかもしれない判断にキャサリンさんも迷い「会社を潰すかも」と口にしたが、スタッフにこう言われた。「その通りですが、新聞を潰す方法は一つだけではありません」▼ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件の時は、孤立無援でホワイトハウスの攻撃にさらされ続けた。情報源を守るために、自ら刑務所に入れられることを覚悟していた▼キャサリンさんは十二年前に他界し、彼女が守り育てた新聞は一族の手を離れて、アマゾンの創業者に買収されることになった。ネット商法の旗手が、二百四十五億円で手にするのは、その資産価値以上の責任である。
by kishimoto_hajime
| 2013-08-08 00:12
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