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◎私がクマにキレた理由(原題:The Nanny Diaries)
この映画の題名は、聞いたことがあった。 TSUTAYAの棚でも見かけたことがあった。 でも、なんだろ。 ひっかかるタイトルではあるのだけど、 手に取るという感じではなかったのですね。 で先日、この題名をBSNHKで見かけ 何となく気になって録画してたんです。 いやー、ひねりの効いた辛口の、いかにもアメリカ映画です。 アメリカでの公開は、2007年の夏。 リーマン・ブラザーズ破綻の前年です。 この映画で、金融業界が、ゴールドマン・サックスが、 人生の成功の象徴みたいに(それは痛烈な皮肉ですが) 描かれているところが、今となっては興味深いところです。 日本での公開は、2008年の10月。 騒動後の公開、この映画はどう受け止められたんでしょうね。 でも、マネーゲームに突き進んでいたその国のその後の姿を 暗示しているようにも思えるのがふしぎです。 NYアッパー・イースト・サイドの住民生態を、 人類学を専攻した女子大生の目線で描くというこの洒落っ気。 同じアッパーでも行っちゃだめ、と差別区別される ウェスト・サイドにあるアメリカ自然史博物館をつかう確信犯(笑)。 あそこだ!と、“Night at the Museum”を思い出しました。 アニーという主人公は、ナニーと聞き間違えられてしまう。 このあたりから物語は急展開するのだけれど、“nanny”なんて この映画ではじめて知ったですね。 富裕層と一般生活者との格差。これ、ほんと想像以上ですね。 映画だから誇張はしてあるんだろうけど、いや…現実だろう。 ほんまかいなそーかいな、富裕層ってそんなんなんだぁと啞然。 コメディ仕立てではあるけれど、シリアスなテーマが満載です。 でも、そこはアメリカ映画です。 終盤のひとひねり技で着地よし。 ラストの屋上でのシーンなんか、なかなか粋です。
by kishimoto_hajime
| 2013-10-22 00:12
| 映画と音楽
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