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春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つをとめ 大伴家持です。 印象派の絵画のような歌です。 リズミカルで気持ちのいい歌です。 春の園、桃の紅の花の色が鮮やかです。 前年秋に、越中国守として赴任。最初は単身だったそうです。 「をとめ」はその暮から共に暮らすようになった妻の姿でしょうか。 この時、家持29歳。楽しそうな若いふたりがいます。
by kishimoto_hajime
| 2014-03-21 00:12
| 言葉・万葉集
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