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おや、いつものちょいワル風店主ではない。
もう一人のマスター(笑)の担当の日だったのですね。 「ぬる燗を」と言うと、 「どんな酒がいいですか。爽やか、酸味、しっかりめ。 お好きなのを言ってください」 と聞いてくる、坊主頭のほうのマスターです(笑)。 「どんなの…いわれてもなぁ。じゃあ、しっかりめ、で」 この前は「ぬる燗の温度、何度が好み?」なんて聞かれた。 こういうやりとりが好きな客にはたまらない会話なんだろうけど、 ちと、ね。いやぁ、いつもおまかせやからと笑ってかわしたけど。 いつも最初にでてくるやつやん(笑)。(とは言わなかったけど) 鯛の子、ください。 「純米と純米吟醸、ありますが」「純吟のほうを」。 純米吟醸 中取り生酒。うむ、綺麗でやわらかな酒です。 いつも冷ケースの奥のほうに隠してあるものなぁ(笑)。 初カツオ炙り刺、もうそういう季節なんですね。 純米古酒「千代」平成十八年醸造。 淡い琥珀色してます。口にふくむと…うむ、しっかりと歳月の味が。 古酒を覚えたのは、立売堀の島田商店。時ふればという銘柄があった。 あの地下セラー久しく行ってないなぁ。なんて思いながら、ほろ酔い。 ごちそうさま。
by kishimoto_hajime
| 2015-05-22 00:12
| 食べる・飲む
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