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暑い。天神祭の日はいつも暑いのだ(笑)。
天六商店街の北の通りは人もまばらで静か。 「ここ、大阪のどのあたりなんですか? どっち向かって歩いてるんですか?」と jinちゃんが聞くけど、説明がむつかしい。 「いやぁ、いまから行く店もギャンブルみたいな ところで、まず開いてるかどうかが問題なんよ」 戸は閉まってる。ここが店だの存在感はうすい。 かつては店先に品書きスタンドがあったのだが。 これを確かめるまで安心できないのです。 ここまで来て、閉まってたことが何度も(笑)。 戸を、引いて。 お、ラッキー。花が飾ってある角席が空いている。 席につき、まずは確保のひと安心。 鮎の甘露煮とだし巻きね」 「お蕎麦、どうしましょ。いまなら、どちらもありますが」 ビッグ・ママがさりげなく声かけしてくれます。 「黒と白、一つひとつでください」 これで、蕎麦は安心です。 さあ、どれから飲みますか。 福岡からいこうということで、 旭菊 綾花 瓶囲い 特別純米。 うむ、きれいな酒です。軽やかです。 お酒には、コレですね。豆腐味噌漬け。 石川の菊姫です。金劔 純米。やわらかな酒です。 「おお、香水の瓶みたい!」jinちゃん店に馴染んできたようです。 気がついたら2~3組のウェイティング状態が続いているのです。 入口の出入りが見える席なので、客のようすのその一つひとつが ぜんぶ見えるのです。なので、すこし落ち着かないところもあって。 中国人観光客が、こんなわかりにくい場所までやってくるんですねぇ。 でも、店の対応は慌てず騒がず。いつものマイペースでやってます(笑)。 そばがきを食べたかったけど、店を少し気づかいその注文を思いとどまる。 「えっと、蕎麦のひとつを天ざるにしてもらって、 その天ぷらを先に出してもらえるかな」とビッグ・ママに告げる。 飛良泉 山廃純米 マル飛No.12。 お、しっかりしたふくらみある酒です。 こちら黒の、田舎蕎麦です。 いやぁ、おいしいです。うれしい蕎麦です。安心感あります。 黒の田舎と交互に食べくらべます。どっちも美味いけど、好みは黒かな。 それでも、辛抱強く立って待つ客の姿。カップルもひとり客もグループも。 ごちそうさま、と店を出た時、 若女将がいっしょに出てきたのです。 おっと、札を「準備中」に返してます。 お蕎麦が、なくなったのですね(笑)。
by kishimoto_hajime
| 2015-07-29 00:11
| 蕎麦
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Comments(1)
Commented
by
jin jin
at 2015-07-29 09:52
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ホント全てが美味しいお蕎麦屋さんでした^o^
ありがとうございました。 またも長〜い、一日でしたが(笑) 行く店行く店、ディープな大阪でした! 誕生日の貴重な一日、スミマセンでした。 hahaによろしくお伝えください。 私は一旦、京都からホームに戻りました。 また、素敵な大阪 よろしくです^ ^
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