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ナイキの創業者フィル・ナイトの自伝です。
「ナイキを育てた男たち “SHOE DOG”とニッポン」 このタイトルが気になって録画してたんです。 いやぁ、いいドキュメンタリー番組でした。 オニツカタイガーの米国販売代理店からの起業。 ナイキは、ギリシャ神話・勝利の女神ニケから。 ロゴは、アルバイトの女子学生によるデザイン。 とかの、ざくっとしたことしか知らなかったけれど、 やはり「事実は小説より…」の物語があったのですね。 無鉄砲な資金繰り、ついに銀行から関係を切られる… 経営の危機。これでおしまい崖っぷち。この状況を 救ったのが、日本の商社「日商岩井(現・双日)」。 1970年。フィル・ナイト33歳。 これを回せば不渡りになる、と請求書を引き出しに 隠していた日商岩井のナイキ営業担当、当時28歳。 共に夢を見ていた若き商社マンがそこにいます。 もう一人、フィル・ナイトが“アイスマン”と 呼んでいた日商岩井ポートランド支店の財務部長。 この人もまたすごい。ナイキとの取引を停止した 銀行に乗り込み、こう言い放ったんです。ならば、 「日商岩井がナイキの借金を返済します。全額!」。 「腹が立ったんです。銀行のやり方に。 今まさに、夢と希望を乗せて飛び立とうとしている その飛行機から燃料を抜こうとしてるんですから」 「何とも愚かなことです。 みんな数字ばかりに気を取られ過ぎです」 冷徹な財務の“アイスマン”、熱いです。 これで、ナイキは倒産を免れた。…のだけれど、 規約違反を犯した財務部長はクビを言い渡される。 この話は後日談があって、 帰国の準備をしていると、本社にもう一度連絡しろ と言われた。電話でまたバカヤロー!と怒鳴られた。 その後、小さな声で「よくやった」と経理担当役員。 日本が、商社が、いきいきとしていた時代です。 元商社マンのお二人、とても清々しかったです。 彼らのメッセージを見つめるフィルの目にも涙。 ナイキ本社には「NISSHO IWAI GARDEN」という 日本庭園がその敷地に。桜が咲いて…いい話だなぁ。 最後に、フィル・ナイトからの言葉です。 “The only time you must not fail, is the last time you try.” 「最後まで挑戦し続けろ」
by kishimoto_hajime
| 2018-05-03 17:59
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